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- サイトトップ > 学生&大学 現場レポート > 大学就職部支援担当が贈る”ミソ”
新年を迎え、年始のご挨拶で全国のキャンパスを訪問しています。試験期間を控えているせいか、各キャンパスとも学生の数は非常に多く、就職課にも「相談に応じて欲しい」という学生が増え始めています。
そこで今回は、直接学生に接している就職課の方々の声を紹介させていただきます。
●「強み」の見つけ方
ある都内の私立大学にて、考えさせられる質問をいただきました。
「自己PRが下手な学生は、社会で役に立たないのでしょうか?」。
年明けに増え始めたのは、エントリーシートが書けないという学生と、志望企業の決め方がわからないという学生。就職を意識し始めた時期に関わらず、自分の意志が不明確な学生が多いとのことです。自己分析が不足していると言えばそれまで。しかし、聞けば“良い面”はあるのに、それを強みだと気づかない学生が多いのだとか。
コツコツ努力ができる人物、決して人を裏切らないような正義感の強い人物、出された課題はきちんとやり遂げる人物、他人のことを考えて頑張れる人物、などなど。彼らは、社会で求められている『考え方』を持ちながら、採用市場では(抜群の)コミュニケーション力や、(抜群の)論理的思考力などの『能力』が重要視されると思い込んでいるせいで、自分の強みを言語化できず、不安を募らせているのです。
就職課の皆さんは、大学時代だけでなく小中高の体験から個々の学生がそれぞれ持っている“良い面”を引き出そうと懸命に相談に応じています。
曰く、「採用企業の皆さんも、面接で学生の“良い面”を見抜いていただけると嬉しいのですが…」。
●やる気にさせる情報を
ある関西の私立大学にて不安の声を聞きました。
「独自で就活を進めている学生には、イメージ就職に陥ってしまう傾向があるのです」。
たしかに、学生の考えに耳を傾けると、給料・勤務地・制度・人間関係・ネームバリューなどといった『衛生要因』を選社の軸にする学生が多くいることに気づきます。
「それも大切なのですが、内定が出てから悩み出す学生は、ほとんどが仕事内容を深く考えてないのです。今のうちに何とかそれを教えたいのですが…」。
企業との接点を増やして就活を進めている気になってしまい、安易に思いつく表面的な条件マッチで志望度をあげていく。そんな学生が多いのだそうです。
「仕事そのものに興味をもたないと、結果的に早期離職につながってしまうのでは?と心配です。就職率などの数値よりも、本学の卒業生がきちんとその企業に貢献し続けてくれることのほうが大切なんです」。
人生を、よくする就職。――― 仕事を知らない学生や、社会に期待感を持てない学生にとって、やりたい!と思わせる情報が重要なのだと改めて感じた訪問となりました。
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