現在地
サイトトップ > 学生&大学 現場レポート > 大学就職部支援担当が贈る”ミソ”

大学就職部支援担当が贈る”ミソ”

2007/07/13

採用テーマ
就職意識[en]の取り組みや評価/事例・実績・効果
大学関連
地方大学地元就職キャリア教育

Vol.84 「親離れ」 〜保護者向け講演の現場から〜

先日、ある地方公立大学の担当者の方から依頼があり、大学生の保護者向けに講演を行いました。大学担当者の方が、保護者向けの就職関連行事を実施しようと思われた背景には「地元で就職させたいという保護者が多く、都会の大企業を目指す学生の活動を妨げている」という理由でした。「入社企業決定に両親が関ることは珍しくないが、その影響力が年々大きくなっている」ともおっしゃっていました。

今回の講演内容は主に以下のような内容でした。弊社代表取締役/越智の著書『就職の極意』から抜粋し、特に以下の2点についてお話しました。

 ●自由と自己責任
 ●あえて厳しい環境を選ぶ重要性

「困難な状況が人を育てます」「安定したぬるま湯の環境は若者をダメにします」「かつてほど企業はじっくり人を育ててはくれません」「自分で決めないと社会で踏ん張りが利きません」などと話している間に、会場は物音ひとつしないシーンとした空気になりました。「言い過ぎたかなあ」と内心ドキドキでした。しかし、結果的にはご評価をいただけたようです。保護者の方からは「自分の軸を考えることについて改めて考えさせられた」「本人の主体性を考えてやることが大切なのだろうと思った」などの声が上がりました。

「親の影響が大きい」というのは悪いことではないと思います。ですが、それが学生自身のキャリア形成や就職への意識の低下により、自分では決められないことの表れであれば、大学入学後の出口強化を掲げる大学担当者にとっては頭の痛い問題です。事実、当社の2008年4月卒業予定学生を対象に実施したアンケート調査結果を見ても、入社企業をなかなか“決められない学生”が増えています。

講演の中で[en]学生の就職情報のオリジナルコンテンツである『プロの仕事研究』を用いて、活躍する社会人の姿や社会が求める人物像についてもお話しました。学生がビジネス社会から影響を受けて、その先輩の姿に近づこうと目標を持つ。それはまさに「親離れ」とも言えます。『プロの仕事研究』を通じて入社後の活躍や自らの成長について、関心を持つ学生が増えることを心から期待し、入社企業決定に少しでも役立つコンテンツの提供を、これから続けていきたいと思います。

関連する大学就職部支援担当が贈る”ミソ”

関連する学生&大学 現場レポート

学生の声”つまみ食い”

関連するノウハウあり、メッセージありのコラム

関連する調査データダウンロード