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ノウハウあり、メッセージありのコラム

2007/08/24

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第85号
(最終回)ありがとうございました。

新卒採用はどうなっていくのか?

2004年4月2日の第1回から、4年以上に渡りご愛読くださいましてありがとうございました。

また、この4年間山あり谷あり、いろいろありましたが、お陰様をもちまして、[en]学生の就職情報は順調に成長を続けることができました。 ありがとうございました。

特に、オープンをした2003年の[en]学生の就職情報05サイトから、実績0にも関わらず、サイトヴィジョンに賛同を頂き、掲載のご決断を頂いた人事、経営者の皆さん、ご恩は生涯忘れません。ありがとうございました。

そして、[en]学生の就職情報を利用して社会人となった元ユーザー学生の皆さん、ありがとうございました。今後、「プロの仕事研究」になるような成長の軌跡を描かれるよう祈念しています。

そういえば、先日、05サイトのユーザー学生の訪問を受けました。当時、最も学生から支持される就職準備のセミナーを実施したい!という想いで書き上げたGrow up seminarの第1回参加者です。外資系メーカーに入社し、3年経過。時が立つのは早い!現在、マーケティング部門でグローバルに活躍する話を聞いて、「プロの仕事研究」にできるような語れる足跡を刻んできたんだろうな―と感慨深いものがありました。パッションは満タン、でも感受性が高すぎ、はじけ切れなかった学生の頃の面影は微塵もありませんでした。成長の軌跡に触れ、とても幸せでした。

取り留めなく、紙面を浪費してしまいました。
最後はキリンらしく、ナガ〜イ首で先々の話を書いて終わりたいと思います。



『新卒採用はどうなっていくのか?』
ざっくばらんに書きたいと思います。


新卒採用は一部を除き、“未経験者採用”であるため、企業の採用基準が似かよります。今後、多少の景気後退があっても企業が欲しい学生を採用しやすくなる状況にはならないかもしれません。

まず、人口減少の問題があります。18歳人口が97年―約150万人、05年―約120万人、14年―約100万人です。05年時点で進路[大学:専門・短大:就職・その他]の割合は[2:1:1]でした。既に、大学全入時代に突入し、従来に比べ学生の人間力、学力は低下の一途を辿っています。進学率の上昇にも限界があり、近い将来学生数は減少していきます。それ以上に質の面で、企業の求める学生の絶対数の減少が深刻です。

一方、ブログやSNS等個人が情報を発信し、やる気さえあれば社会と接点をもって何かをはじめられる環境は格段に進んでいます。現に、大学に所属しながら、学外活動に勤しむ学生が増えている気がします。昔から大学生は自由で、学外活動には熱心でありましたが、明らかに質は異なってきていると思います。大学生のJリーガーがいるように、専門職、起業、NPO等々様々な分野で、より“本業”に近い領域に広がっています。このことは、エネルギーの高い学生が就活を始める3年生秋以前にある程度進路を決めていくことを意味すると思います。

学生の数が減り、質も低下する中で、エネルギーの高い学生の進路選択時期が前に倒れていくことが予測される――そんな状況下で、いかに採り勝っていくか?――。 今後、経営計画から落とし込まれた人員計画の達成に大きなウェイトを占める新卒採用が、より重要度の高い仕事になるはずです。

残念ながら、絶対的な解決策はありません。キリンとしての最後のアドバイスは、「新しいことを試し続けること」です。新卒採用の競争力を磨き、高めていくには、常にオリジナリティーを追求し、他社差別化を最大限目指すこと。リスクをとって新しいことにチャレンジする以外に方法はありません。

[en]学生の就職情報ご利用企業が新卒採用市場での勝ち組として成長を続けられることを陰ながら応援しています。新たなチャレンジの成功を心から願いつつ。ありがとうございました。(キリン)

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